がおってます
宮城県に来てから、覚えた言葉で特に気に入っているのは、(がおる)と(おどけてねえ)です。(がおる)は疲れた時に、よく耳にしました。なんだかユーモラスな響きが好きです。(おどけてねえ)はこれを頻繁に使うお客様の話が傑作なんで、自分でも時々「こりゃ、おどけてねえ」なんて意味もなく使ってみたりします。
今年のお盆はよく働きました。うんと忙しいわけではないけれど、お客様の入り方や、オーダーがいつもと違っているので、仕込みや後片付けに追われました。お盆が明けた、定休日の18日には本当に(がおって)しまって、食欲が全くなくて水分ばかり取っていました。かみさんも同様に「おどけてねえ」ほど、「がおって」しまって、19日にはまだ食欲が戻らなくて、体がだるくて夜の営業ではマトン、野菜、ダールが品切れになってしまいました。そうは言いつつ働いているうちになんとなくおなかがすいてきていつの間にか体が調子が戻ってくるから不思議です。過労なんだから休めばいいんですが、休んでもいられないのが自営業の定めなんです。どうやら今日は食欲も戻って何とかいけそうです。改めて思うのは、食欲っていうのは本当に人間の生きる力の源なんですね。おなかがすいて、御飯がおいしく食べられる・・なんという幸福なんでしょうか。![]()
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コメント
「がおる」と「おどけてねえ」、シェフさんが使うとすごくおかしくて笑っちゃいましたよ。確かにユーモラスな響きがあっていいですね。私が聞くときは「おどけてねえ」は「おどげでねえ」と濁音がついて聞こえてますが・・・
それにしても過労になるほど忙しいのは私には逆にうらやましい限りです。
私の方の自営業は、みーんな夏休みモードですんごくヒマです。
これは絵を描けということなんだなと、あきらめて最近ずっと画家モードになっています。
投稿: aboyan | 2008年8月25日 (月) 02時47分
アボヤンさん、こんにちは。なるほど、あれは「おどけてねえ」じゃなくて「おどげでねえ」とも聞こえますね。私の店はこの季節に稼がないとあとは確実にお客様は引けるんですよ。それで必死に働かないといけないわけです。
絵を描く時間と意欲があればどんどん絵を描いてください。それができるアボヤンさんがうらやましいです。
投稿: シェフ | 2008年8月25日 (月) 13時39分
《「がおる」と「おどけてねえ」、シェフさんが使うとすごくおかしくて笑っちゃいましたよ。》・・・アボヤンさんが書いておられます。そのご感想を読みながら、「はっ!」と思ったのは《シェフさんが使うとすごくおかしくて》というフレーズです。このチットラ/A Day In The Lifeを「シェフの文章は面白い」と読ませて頂いていますが、《シェフさんが書いているから面白い》のだと、アボヤンさんのご感想を読みながら思いました。先日我が家を訪ねて来てくれた某県立高校教師のN君に「私の知るシェフはこんなに文章表現力が有ったのかな」と話したことがあります。
読書をしない人間には書くことは出来ないと思いますが、若い頃から多才で、読書量も多かったシェフです、まだまだいろいろな話を聞かせて頂けるのではないかと期待しています。
文芸祭のようなものはありませんか?・・・仙台で、宮城でエッセイ(随筆)にチャレンジしてみてはいかがですか。
投稿: 貘 | 2008年8月26日 (火) 01時15分
獏さん、いつもコメントをいただて有難うございます。褒めてもらってうれしいです。私の書いていることは、ほとんどが戯言ばかりなので、おっしゃるようなエッセイとか随筆などというものではありません。又、誇れるほどの読書量もありません。自分では生活記録とか雑感みたいに何でもその時に思ったことを少し書いてみるつもりで続けています。獏さんやアボヤンさんのように何も残しておけるものがないからです。そうして今頃になってもう少し真面目に勉強しておけばよかったなあ~と悔いることがあります。私がよく言うところの「あとのフェスティバル」です。
ところで獏さんに伝えたかったのですが、ご自身のブログにメールボックスを設置してもらえませんか。あの駅の写真大変郷愁を掻き立てられました。
投稿: シェフ | 2008年8月27日 (水) 16時11分