2009年9月22日 (火)

この頃観た映画

 観た映画といってもレンタルばかりです。ゲオで旧作オール100円レンタルをやっているので今年の夏はふだん観ないものを借りてきて観ました。「市民ケーン」やリメイクの方じゃない黒澤の「隠し砦の三悪人」なんてのを観て、ショーン・コネリー主演の「薔薇の名前」も結構前の映画です。イングマール・ベルイマンの「恥」は本当にすばらしくて、昔名画座で観た彼の作品を又みたくなってしまいました。オダギリ・ジョーの「時効警察」と「帰ってきた時効警察」をそれぞれ五巻づつ全20話も瞬く間に観てしまいました。散々笑いました。
 古いのも新しいのも観ていないものだらけです。せっかくですからこの機会に観ていない映画を少し観ておきたいなあ、でも本音はやはり映画館でみたいなあというところです。

 

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2009年2月17日 (火)

らりっていなかったら、上手いはず

もう随分昔の話しで恐縮なんですが、東京の後楽園ホールでその当時アメリカの一流スタジオミュージシャンで作った人気バンド「スタッフ」のコンサートを友達と3人で聞きに行ったときのお話しです。今はどうか分かりませんが、当時(1970代後半)はしばしばそんな事もあったように漏れ聞いていますが、文字どうりそのスタッフの一人が明らかにラリっているんです。ギターは2人でそのうちの一人コーネル・デュプリーがへろへろになっていて明らかにバンドのアンサンブルをぶち壊しているんです。リーダーのベーシスト、ゴードン・エドワーズはもう怒り心頭の表情で彼をにらんでいるし、私も友人も高いチケットを買って時間のやりくりをしてやっとコンサートにやってきてこの有様で、落胆と怒りが込み上げてきました。プログラムの最後の方で当時ヒットしていた「ハウロング・ウィル・イット・ラスト」が始まって、聞かせどころ
バンドがブレイクしてギターがフィルインするところでコーネル・デュプリーがつっかえつっかえ弾いたら其れをブルースフィーリングでためて弾いているんだと大半の聴衆が勘違いして拍手が起きました。もう私たちは失笑です。こんなにばかにされているのに拍手しちゃだめでしょ。
 唐突に話しは変わりますが、中川財務大臣の記者会見に立ち合ったメディヤの方々は自分達がばかにされているとは思わなかったのでしょうか?もちろん日本国民もコケにされてます。間違いなく。

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2009年2月 9日 (月)

メセニー メルドー

 食材を調達するためにサトー商会に向かっていると、開店時間にまだ30分。それでGEOに立ち寄ってレンタルのCDなんか見ていると、3年ぐらい前にでたギターのパット・メセニーとピアノのブラッド・メルドーのアルバムを見つけました。以前から聞きたいと思っていて、2007年の10月くらいに仙台公演があったんだけど結局行けなくて悔しかったなあなんてまた思い出しました。本当に行けたらよかったんだけど・・・。この2人のコラボレーションはちょっと考えただけでもワクワクします。パット・メセニーは大好きで一時聴き過ぎてやや食傷してしまったこともあったんです。確か「シークレット・ストーリー」か「レター・フロム・ホーム」で彼のソロの後にエスニックミュージックみたいなオーケストレーションが展開していくあたりは唸ってしまいました。彼のすごいところは息の長いフレーズを、連綿とした上質の織物みたいにアーティキュレーションとイントネーションを変化させながら一気に弾いてしまうだけの技術的な正確さと創造力において群を抜いているところです。英国のフリージャズの重鎮デレク・ベイリーや1960年代のアメリカのフリージャズの急先鋒オーネット・コールマンとの共演など懐が深いんです。そしてブラッド・メルドー、いいですねえ。テナーサックスのジョシア・レッドマンのカルテットで活躍したのち自身のトリオで何枚もアルバムを出しています。私が最初に聞いたのはそのトリオでヴィレッジ・ヴァンガードでのライブかなんかで、ピアノのタッチが重くて音色が暗い、なん言うとなんだか褒めているようには聞こえないかもしれませんが、この人だけの音色を持っているんです。このアルバムの冒頭の「報われぬ思い」と邦題がついた曲、素晴らしいです。アクースティックギターに絡んでくるブラッド・メルドーの暗い憧憬みたいなアルペジオ。ギターのフレーズに反応するピアノのラインが美しい。古い表現ですが、メルドーが音に込めている情念みたいなものが違うんですね。うまいピアニストはいっぱいいるんですけど、その感情表出の重さが独特なんです。メセニーが長くグループで使っているライル・メイズもいいピアニストでyou tubeでみた90年代のグループの「オール ザ シングス ユー アー」なんてライル・メイズがあまりうまいのでさすがに彼が選んだだけのことはあるなと感服しました。
 ともかくギターとピアノのデュオとしたら現在、私の知る限り究極のユニットでしょう。それでこのアルバムを聴いて改めて思うのはやはり今のモノを聴かないと、映画も今のモノを見ないとなんだか今を生きている実感が失われていくようなんですよ。私たちの周りの経済活動だけがさらにリアリティーを増していく今日では、なおさらそれが私には必要みたいです。

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2009年1月25日 (日)

よその国の大統領に寄せる淡い期待

 深夜の米大統領の就任式の映像は全く見ませんでした。寝てしまいました。さて翌朝の報道などをみれば、壮大なセレモニーだったみたいですね。あれだけのスケジュールをこなして、夜は奥さんとダンスまで踊って見せるなんて、なんてタフな任務なんでしょうか、アメリカの大統領になることは。店のお客さんとその話題について話すと、皆さん一様にあんなリーダーが日本にいればとおっしゃいます。正直な所を申しますと、私は彼が期待に応えられるか、いまだに懐疑的なんです。政治家の基本的な役割は、利益の調整なんだろうと思っているので、アメリカという超大国のすべての人種、宗教、階層、世代、職業を最大公約数的に満足させる政策などというものがそもそもかなり非現実的なんじゃないでしょうか。そうは言いましたが、翌日の新聞に出ていた、就任演説を読むと、いいこと言ってます。これを言われると、私だって心が動きます。例えばこんなくだりです。”政府が大きすぎるか小さすぎるか、ではなく、それが機能するかどうかだ。まっとうな賃金の仕事や、支払い可能な医療……答えがイエスなら私たちは前に進もう。答えがノーならば、政策はそこで終わりだ。私たち公金を扱うものは、懸命に支出し、悪弊を改め、外から見える形で仕事をするという、説明責任を求められる。それによってようやく、政府と国民との不可欠な信頼関係を再建することができる。”なんて事をこの国の偉い人にもぜひ言ってもらいたいなんて思っちゃいけないんでしょうか?

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2008年7月28日 (月)

風の音楽 マドレデウス

 このところ、厨房で仕事をしながらもっぱらマドレデウスを聴いています。マドレデウスはご存知かもしれませんが、ポルトガルの音楽グループでポルトガル音楽のファドをベースにアコースティックな楽器編成と現代的なアプローチで世界的に活躍しているグループです。特に、ヴォーカルのテレーザ・サルゲイロの美しい容姿と透明感あふれる歌声はグループのうりでもありました(彼女は昨年あたりソロ活動のためグループを脱退したとか・・)。私がそのバンドの名前を聞いたのは90年代中ごろでした。ときどきFMなんかでかかっているのを聴いたくらいです。確か車のコマーシャルソングにも使われていましたね。TSUTAYAで偶然にアンソロジーを見つけて聴いてみると中々渋いっ。特に意識しなくて、なんとなくかけていると何処か遠くから風にまぎれて、きれぎれにテレーザの歌声が聞こえて来るといった具合です。かみさんは(ロード・オブ・ザ・リング)を思い出すというし、私は(イングリッシュ・ペイシェント)にでてくる砂漠の風紋みたいな風景と風のうねりをイメージして旅心に誘われてしまいます。風の音楽なんです。まあ誘われても、今は何処にも行けないので、せめてイマジネーションの翼に乗ってというわけです。

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2008年2月 4日 (月)

カエターノ・ヴェローゾ&ガル・コスタの「ドミンゴ」

 近所のツタヤで週に2枚のCDを借りてきます。以前はもっぱらジャズばかりでした。心境の変化でしょうか、このところは一枚はクラッシック(聴きやすいヒーリング系)の物とブラジルの音楽やシャンソンなどを借りてきます。どういうわけか私が行く松森のツタヤには結構ブラジル音楽がおいてあるんですよ。大好きなジョアン・ジルベルトやエリス・レジーナなんてあまり普通のレンタルショップにはないものがあるんです。そこでこの「ドミンゴ」を借りてきました。ただの一曲も退屈なものがないんです。こんなに素晴らしいとは想定外でした。
 ガル・コスタとカエターノ・ヴェローゾの二人にとって初のレコーディングとなる「ドミンゴ」は1967年、当時軍政下にあったブラジルでリリースされた記念碑的なアルバムだそうです。翌年カエターノは反政治活動を理由にジルベルト・ジルとともに投獄されて更に国外追放されることになります。この静かな、洗練されたアルバムにそれとは異質の緊張感が感知されるのはそんな背景もあるのでしょうか?ガル・コスタは22歳のこのデビュー作で大歌手の片りんを十分に表しています。カエターノの才能については言うまでもありません。

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2007年6月25日 (月)

ほっと・・ライン2

雑誌の取材があっていちばん良かった事は以前いた店のシェフの(おじちゃま)とほっとラインがつながった事です。本当にほっとします。インド料理のオーソリティであるだけでなく。私の好きなユーモアのそれもちょっと苦いやつを持ち合わせている人なのです。昨夜も電話をしていたとき、なんとは、なしに「今の時代は、生きていくのが大変ですよねえ」などと話をふると即「大丈夫、もう少しすると俺もあんたも楽になるから」といわれて一瞬其れが何の事かわからなかったので「えっ?」と聞き返すと「楽になるよ絶対に。」わたしもおじちゃまももう若くないことを思い出させてくれました。なんかおっかしくて笑ってしまいました。

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2007年5月 6日 (日)

男子、厨房に入る前に

最近、団塊の世代が一気に定年を迎える問題がしばしばメディヤでもとりあげられるようになりました。私自身は自営なので定年がありません。よく言えばいつまでも働ける、悪く言えば死ぬまで働くと行ったところでしょうか。わたしが同年代の男性に比べてたった一つ有利なところがもしあるとするなら、自分のご飯は自分で作れることだと思います。最近は、何事にも熟達されて下手な調理人より鮮やかな手際で料理される男性ももちろんいらっしゃいます。でも毎日料理をされている奥さんのほうが一般的には料理が得意なのは当然です。それで、昨今では退職された男性や単身赴任されるサラリーマンのためのお料理教室が盛況なんだそうですね。そんな教室で料理を習うのはとても効果的なことだと思います。でも意外と忘れているのは、買い物をする事と料理の後片付けではないでしょうか。とくに買い物は中年男性にとって厄介な手続きかもしれません。でも実のところ、料理にとって一番肝心なプロセスはお買い物なんですよね。八百屋さんやスーパーにいくとどんな野菜や果物がいま旬なのか、それがいくらなのか、何時行くと新鮮な食材が安く手に入るのか、これが料理の基本中の基本ではないでしょうか。今までお仕事に忙殺されてそんな余裕などなかったとおっしゃる中年男性は是非是非、料理の基本を買い物とお片づけから始められる事をお薦めします。身近に奥さんと言う立派な先生がいらっしゃればさらに申し分在りません。

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2007年5月 1日 (火)

コンピューターがダウンして

先週末からコンピュータがダウンして本当に困り果てました。このままだったらどうしようかと思い悩んで大型家電店に修理を依頼しに行くとゴールデンウイーク明けを待ってさらに2週間かかるといわれました。それで直ればいいけれど最終的に初期化するしかないといわれればそのあとも私には厳しい試練になる事は疑いようもありません。結局窮地を救ってくれたのはNECのサポートセンターでした。教えてもらった事とマニュアルを頼りに何回かトライして今日ようやくブログを書いています。あらためてバックアップをとる必要性と普段のチェックの大切さを骨身にしみて感じています。これは私の危機管理能力の欠如が原因です。なにせwindows98ですからいつなにがあってもおかしくないのです。vistaも出たことだし・・・うーんお金がほしい!!

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2006年10月30日 (月)

11月にはほうれん草のカレーを

Sug_mutten 11月にはホウレンソウのカレーを値引きして提供します。見た目が緑色なので、当初は何か奇をてらったカレーのように誤解されがちだったのですが、今では当店でも確実に固定したお客様を持っているカレーです。正統派のインド料理です。最もポピュラーな物はサグ・パニールまたはパラク・パニールと呼ばれる牛乳の水分と脂質を分離させて脂質を固まらせてチーズ状にして油で揚げたパラクを加えたカレーです。チットラでは扱っていません。私にはあまりピンとこないからです。その代わりチキン、マトン、ダールなどとミックスして召しあがって頂いています。これは私の考えなので、色々なあり方があっていいと思います。
 サモサも11月中値引きします。サモサは期間中テイクアウトをお断りすることになります。御来店いただいたイートインのお客様を優先したいからです。サモサも本来値引きするのがつらい価格設定ですが一人でもおおくのお客様に召しあがっていただけるよう頑張って仕込みをします。どうか引き続きごひいきくださいますようお願い致します。

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